手持ちのクソ映画をちょっとだけ紹介する
自分のことを好きなだけ話す Advent Calendar 2019 - Adventar 13日目の記事です。
はじめに
自前のブログを持っていなかったのでこのためだけにはてなID取得しました。つかいかたわかんねー
とりあえず書くことが思いつかなかったので、家にあるクソ映画コレクションの中から もう二度と見たくないと思ったもの を厳選して紹介します。
なお、もう二度と見たくないあたりこのブログを書くにあたって再度見直すことはしたくないので割とテキトーです。あしからず。
1. 最終兵器彼女
あれは確か2006年の1月あたり、最終兵器彼女の原作を一通り揃えていた僕は近所のゲオで借りたサイカノのOVAを制覇してから
映画の前売り券を片手に嬉々として映画館に向けてチャリを爆走させていました。
これがクソ映画との邂逅になるとは思いませんでした。
原作のちせ(かわいい)
[しんプレ!] on web ver5.9β: 0120work(最終兵器彼女) アーカイブ
かわいいですね。今でも好きなキャラ上位に位置しています。原作に限って。
劇場版ちせ
ん?
あと君ちょっとでかくない?
これ以上はいけない。
内容については正直二度と観たくないので脳内の記憶で語りますが、
- 原作は北海道の方言なのに映画だと標準語だったり、そもそもキャラクター設定が無視されてるような気がして基本的に雑
- CGは当時にしたらそこまで悪くなかった(はず)
- ちせがでかい
- シュウジが裸眼な時点でクソ
- 顔がでかい
- えっそこを端折っちゃだめでしょう(原作厨)
- 君たち本当に原作読んでから演じてるの?
- ちせでかくね?
- ちせでかくね???
と、正直原作並のクオリティと感動を期待していた僕が愚かであり、ショックからか帰り道映画館の前の十字路で見事にチャリでコケました。涙を流しました。
〜11年後〜
@tsuizi「れきちゃーんクソ映画持ってきたよー^^」*1
2019/12/13現在、★2.35なのでまぁ割とクソです。
ところで、ちゃんとした評論を期待していた人は超映画批評『最終兵器彼女』39点(100点満点中)を見てください。
メジャーなので割とありますが総じて評価がクソです。
2. 忍者ゾンビ
タイトルからして不穏。でもこれは意外とそうでもないんです。
「れきさんクソ映画見たいんだけど何がおすすめですか?」
と聞かれたら答える映画ナンバー1。ぶっちゃけ初心者向け。
そうやって紹介していたせいでまさか6回も見る羽目になったことから、違う意味でもう二度と観たくない映画です。
この映画、流れとしてはいきなり日本語の回想シーンから始まります。
一応日本語なのでギリギリ聞き取れるんだけど、日本語が達者ではないアジア系のアメリカ人が演じているためにものっすごい片言なのですが字幕があるので親切。
この回想の中で、信長の追手と言われる謎の忍者に囲まれるもなんとか敵を倒すが、力尽きたため自分の力を介錯という形で手持ちの刀に封印するのであった。
この介錯に登場する武士こそが、
あの日本史で有名な本能寺の変の後、
信長の残党に追われた末に、
16世紀にして武士として刀を持ち込み太平洋を横断して単身アメリカ大陸へ渡った
かの有名な明智家の一族、
聡明な皆さんならもうお分かりいただけたと思います。
日本史の試験にも出るでしょこのレベルは。
そう、明智テンシュウです。
いや誰だよお前知らねえよ。
で、主人公は明智テンシュウの子孫*2であり、主人公が介錯に使っていた刀、「JIGOKU NO KEN」を地下倉庫から見つけたのをきっかけに
スタンド(テンシュウ)との会話やら忍者ゾンビ出現やらそれなりに色々あって
主人公たちがそれを倒すけど最後なんかとてもすごいフラグを立てて終了します。
えっそれで終わるの?って感じなので気になる人は是非レンタルするなりして確認してください。ちなみにこれの続編は現在確認できていません。
多分来年も見ることになるんだろうなぁ。
さてYahoo映画の総評は・・・
ウッソだろお前。
3. デスゲーム〜処刑監獄〜
このブログを書き始めてから30分くらい経ったんですが、正直しんどくなってきました。あと3本もかけるの?
このデスゲーム、パッケージにはこのように書かれています。
- Game1 : ガス室
- Game2 : 生き埋め
- Game3 : 宙吊り
あれ?君、本編の時系列順と違くない?
まぁ時系列の問題なので、内容に間違いはないためそこは無視して説明すると「あるテレビ企画の一環として廃墟で与えられたゲームををクリアして時間まで過ごせられたら賞金をもらえる」というありがちな設定なのですが、その廃墟が問題でまさかのホラー展開が発生するというものです。これだけならすごくホラー映画っぽいですね!
これ、1人目が死ぬまで40分くらいかかるんです。
次に人が死ぬまでもうちょっとかかった気がします。
とまぁ大したオチもなく、単にテンポが悪いのもあり残念ながら世間ではB級映画として認定されています。
というか、この紹介にすらまともに書く言葉が見つかりません。
4. モンスター・トーナメント〜世界最強怪物決定戦〜
ぶっちゃけ僕はこの映画は割と好きです。あからさまにバカっぽいし。
さて、登場人物ですが、
イカれたメンバーを紹介するぜ!
- "朽ち果てた死霊" ミイラ男
- "血に飢えた女王" レディ・ヴァンパイア
- "ゴス系の巨人" フランケンシュタイン
- "脳みそ大好物野郎" ゾンビマン
- "1つ目の暴れん坊" サイクロプス
- "汚らわしき呪われた魔女" ウィッチ・ビッチ
- "湿地の悪魔" スワンプ・ガット
- "満月の夜の狩人" オオカミ男
以上だ!
う〜ん、これだけなら西洋の怪物大集合って感じでワクワクしますね!
リングで戦う前に、怪物たちがどうしてリングに立つことを決めたのかをドキュメンタリーにまとめていて、まとまった印象があります。あと司会もよかったですね!
ちなみにこのトーナメント最強はケビン・ナッシュです。
な… 何を言っているのか わからねーと思うが おれも 何をされたのか わからなかった… (ポルナレフ状態)
まぁ、世界中どこでも映画の中では大佐って強いからね、仕方ないよね。
コマンドーがいい例です。というかなんで怪物より人間のほうが強いんですかねぇ…。
と、こんな感じで前半はよかったんだけどだんだん退屈になってくるありがちな映画でもう観ないでいいかなぁ。って感想でした。
ところで、特典映像の舞台挨拶に武藤敬司とケビン・ナッシュが出ます。
もういいよね。
5. 猿の復讐〜ISLAND OF THE APES〜
4人の宇宙飛行士を乗せてケネディ宇宙センターから発進した一隻の宇宙船が、およそ6か月の宇宙飛行を経て、地球への帰還を目指していた。船長のテイラー(チャールトン・ヘストン)は準光速航行のハスライン理論に従って、船内時間が1972年7月14日、地球時間が2673年3月23日であることを確認した後、睡眠薬を注射して他の3人と同じように冬眠状態に入った。
何らかのトラブルが発生し、宇宙船はとある惑星の湖上へと不時着水した。着水と同時に冬眠装置が自動的に開き、テイラー、ドッジ、ランドンの男性3人は脱出したものの、女性飛行士のスチュアートは装置の故障による空気漏れで既に死亡していた。幸いにも惑星は地球と同じような環境が保たれており、生き残った3人は沈みゆく船を離れ、ゴムボートで川を遡っていく。オアシスにたどり着いた一行は水浴びをするが、途中で何者かに衣服や物資を盗まれる。その後を追いかけた一行の前に現れたのは、原始人のような人間の群れを追いかける、銃で武装し馬に跨った猿の騎兵たちであった。
全然違います。これは猿の復讐です。
この映画はこれまで数多くのクソ映画に触れ合ってきた恥ずかしい人生ですが、その中で唯一途中で観ることを諦めた映画です。
これこそトラウマベースでお話するのですが、
男女5人、1隻のボート、何も起きないわけがなく…
というのはもはやサメ映画のセオリーですがこれは猿の復讐です。
そもそも男性が1名ハブられている段階でドロドロなのは目に見えてるんですが案の定ボートとかでなんやかんやするシーンが数十分続きます。
ボートがなんやかんやなって漂着した島でなんやかんや攻撃されたけど猿の姿もなく数十分続きます。
40分経っても猿が出てこないので諦めました。
これがサメ映画なら最初からサメの存在が示唆されるようなものですが、これは猿の復讐です。
たったの1字違いでここまで猿が出る気配が無いとは思わなかった。
〜3ヶ月後〜
気の迷いからかクソ映画部で猿の復讐を途中からリベンジすることにしました。そこから10分くらいしてようやく猿が現れた気がします。見た目猿っぽくないんですけど。
猿(?)が出てきてから思ったのは、彼らの行動が別に復讐ではないということです。
ちょっとタイトルおかしくない?と思ったけど元々は「THE FORGOTTEN ONES」なので、その島で独自に進化した類人猿なのでしょう。ただのタイトル詐欺じゃないんですか株式会社トランスフォーマーさん聞いてる?
映画を見てたらスクショを貼りたいところなのですが、唯一印象強いシーンは猿(?)があたかも陸上選手のような走り方で主人公たちを追いかけてきます。この体毛とこの顔で。
後半、本当に見どころもなくこれといった感想がなくて困っています。
他サイトの犠牲者たちに感謝してリンクを貼っておきます。本当にありがとうございます。
レビュアーこれちょっと優しくない?
〆
大体1時間くらいでちょろっと書きました。雑文で読みにくかったと思いますがありがとうございました。